新国立美術館でやっているマン・レイ展へ。
初めて彼の作品を見たのは、スペインだったと思う。 確か、そのときはダリを撮っていた。 記録的な写真だったんだけど、 ものすごく被写体の魅力を引き出した写真だった。 人を撮るっていうのは、思いのほか難しい。 いろんな表情をするから。たいていは本当の表情なんて隠れてるもんだしね、、。 でも彼はもう最大限にその瞬間の一番魅力的な表情を切り取っていた。 そういうのは心が動く。 今回、写真以外の作品や(彼が本当にやりたかったのは、絵だったみたいなんだけど)経歴を見て、しらなかった事をたくさん知ったけど、私にとってはやっぱり彼の写真が魅力的だった。 なんといっても彼の奥さんジュリエットを撮ったもの。 圧倒的にエロティック、、、。(けして裸なわけではない、、。) この人が持つエロスがあますところなく写されていて、本当に美しかった。 好きな人にこんな写真を撮ってもらえたら、人間としてものすごく幸せだろう。。 彼女の生きた証、輝いた証をちゃんと記録したのだ。 そしてそれが彼の生きた証になっていた。 そこに、ただただ感動してしまった、、。 なかなか自分が生きている事を実感することも難しいというのに、、。 あこがれと、嫉妬と、純粋な驚きを持って長い間その写真を見つめてしまった。 今日の音楽 Blankey Jet City/ 不良の森 この人たちも、そういう純粋さを持っていたなぁ。と思い出した。。
by galwaygirl
| 2010-08-30 00:16
| 日常の旅日記
|
カテゴリ
以前の記事
2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 06月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 twitter
タグ
ライフログ
フォロー中のブログ
今日マチ子のセンネン画報 猫と6ペンス 旅とパンのスロウな日々 長男の中庭 陶工房「上名窯」通信・... tabitabitabi プシプシーナと日々のあわ 散歩日和 安曇野カンポンLIFE たびねこ Square Tokyo またたび日和 * リトル アイルランド... Unsettled so... 兎玄徳 リンク
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||