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ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展〜映画とその周辺〜

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「ラフォーレ原宿」
そう聞いただけで、げんなりした顔をした
私の恋人をむりやりひっぱって行ってきました。。


どうしても見たかったのです。
そして、もうすぐ終わってしまう。。


展覧会などは、終わりが近くなるとどうしても見たくなるものでして、、
たいていはそのまま行けないことが多いのですが、今回はこのように人1人の感情を犠牲にしてなんとかことを成し遂げました。。



結果、本当に行ってよかった。
中は血のにおいが充満しているかのような、むんむんとした生命力、エロス、妖艶さに満ちていました。
骨や毛皮や目玉など、動物的なものをたくさん使っているのだけど、その中にときおりボタンやフォークなどとても無機質なものがコラージュされていて、それがひどく艶かしい。
ぎらりと光って、そのものに命があるような顔をしていました。


つきつめて考えれば、すべてのものはエロスにつながっていく、もしくはエロスからつながっているというのは本当だと思うし、何をするにしても抜きには考えられないものなのだと思うけど、だからっておおっぴらにどうどうとしてしまえば、それはもうエロスではないわけで、、


生命というのは、ひどく怪しげで痛々しくてもろいもんなんだなぁと実感。
そして人間はみんな変態なのだ。。
生きるということ。そこに、ぜんぜんさわやかさはないのだ。


公開中の映画「サヴァイヴィング ライフ」もかなり独創的でおもしろそうでした。
しかし、ヤンの頭の中ってこんななのか、、、
そうとうにアヴァンギャルド。
70代のおじいさんだけど、常に創り続けているんだろうな。
ぜんぜん守りに入っていない姿勢に本当に感動しました。


最後に見た小泉八雲(ラフカディオハーン)とのコラボ
「怪談」の挿絵にはかなりやられました。
なんて前衛的な妖怪だろう。
こんなのは見たこともないし、妖怪というのは妖艶なものですが、これは妖艶というか、、非常にエキセントリックで惹きつけられました。



しぶしぶだった恋人も、とても楽しめたようでよかったです。。


映画も見に行きたいな。
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by galwaygirl | 2011-09-13 14:49 | 日常の旅日記

マン・レイ展

新国立美術館でやっているマン・レイ展へ。

初めて彼の作品を見たのは、スペインだったと思う。
確か、そのときはダリを撮っていた。

記録的な写真だったんだけど、
ものすごく被写体の魅力を引き出した写真だった。
人を撮るっていうのは、思いのほか難しい。
いろんな表情をするから。たいていは本当の表情なんて隠れてるもんだしね、、。

でも彼はもう最大限にその瞬間の一番魅力的な表情を切り取っていた。
そういうのは心が動く。


今回、写真以外の作品や(彼が本当にやりたかったのは、絵だったみたいなんだけど)経歴を見て、しらなかった事をたくさん知ったけど、私にとってはやっぱり彼の写真が魅力的だった。
なんといっても彼の奥さんジュリエットを撮ったもの。
圧倒的にエロティック、、、。(けして裸なわけではない、、。)
この人が持つエロスがあますところなく写されていて、本当に美しかった。
好きな人にこんな写真を撮ってもらえたら、人間としてものすごく幸せだろう。。

彼女の生きた証、輝いた証をちゃんと記録したのだ。
そしてそれが彼の生きた証になっていた。


そこに、ただただ感動してしまった、、。
なかなか自分が生きている事を実感することも難しいというのに、、。

あこがれと、嫉妬と、純粋な驚きを持って長い間その写真を見つめてしまった。






今日の音楽
Blankey Jet City/ 不良の森
この人たちも、そういう純粋さを持っていたなぁ。と思い出した。。
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by galwaygirl | 2010-08-30 00:16 | 日常の旅日記

世田谷文学館 星新一展

に行った。


K氏と電車に乗り、その初めて聞くR公園という名前の駅に降り立った。
「いい天気だな。」
「そうね、こんな日にぴったりのいいお天気ね。」

小さな鳥たちがさえずりながら飛んでいった。


その場所は駅からそう遠くない場所にあった。

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「これがそうか。」
「宇宙ステーションのようね。」

中に一歩入ると、そこは銀河系の星がちりばめられているように、H先生のアイデアがちりばめられていた。流れ星すら飛んでいるようだった。

K氏もうれしそうに、ひとつひとつ眺めては考え、笑い、さわったりしていた。


その空間を思いっきり満喫すると、私たちは腹がへった。

近くのそば屋でそばを食べ、またH先生のことを思い出したり、まったく関係のないことを思い出したりもした。

そのうち、新宿のLというライブハウスで不思議なイベントをやっていることを思い出し、そこへ向かう事にした。
そこでは男女20人くらいが集まって、宇宙人と交信を試みていた。

「ピピーピピー、応答せよ。」
「ksdjふぃうgzxcvん」
「ピピーピピー、もしもし、聞こえますか?」
「しうgsdbcbvcxw!!!!」

聞こえてくるのは、まったく別の言語だった。
こまった博士はえらい学者たちを呼んで、翻訳するように言いつけた。

えらい学者たちが10人で5時間かけて翻訳したところ
宇宙人が言っているのは





「おまえらの星を攻撃する。あと10秒。」

大変だ!みんな逃げなくては!



K氏が言った
「でも、、、おかしいな、もう10秒はとっくにたっているはずなのに、何もおこらない。」






外はしとしとと雨が降っているだけだった。


ー宇宙船の中ー
「今頃地球人のやつら、ばたばた死んでいるはずだぜ。あんなに大量の水をまいているんだからな。想像するだけでも恐ろしいな、あんなに水をあびたらどろどろ溶けて跡形もなくなってしまう、、、。」

ナメクジのような形をした宇宙人たちが話していた。。。




なんて、、、、
うそです。。


星新一先生風に書いてみましたが、、、。ぜんぜんしょぼくてすいません、、。

ほんとは新宿ロフトプラスワンに行って、オワリカラ タカハシヒョウリくんのトークイベントに行ってきました。
ロフトプラスワン
とても素敵なところでした。





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かなりディープな話もおもしろかった!



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今日の音楽
Ill Giorni Dell Arcobaleno /Nicola Di Bari
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by galwaygirl | 2010-06-27 22:52 | 日常の旅日記

ジョンルーリーの絵と音楽。

ジョンルーリー展に行ってきた。

青山、ワタリウム美術館。


こぢんまりしていて感じがよい。

難点は、エレベーターが一つしかないくせに階段がない、、、。
そしてトイレの音が丸聞こえである。


でも壁の色や光の入り方まで、含めた展示の仕方は好きだった。


ジョンルーリー、
ラウンジリザーズのSAX奏者として知られている彼だけど、絵を描いていた事はまったく知らなかった。
とてもかっこいいバンドだし、都会的で退廃的な空気とかきらいじゃない。
でもこんな絵を描く人だっていうのは、ちょっと意外だった。音楽の方は自信があって輝いていて、暗澹としたところもクールってちゃんとわかってる感じだと思う。
でもこの絵は、自信よりも弱さや汚さやいらつきが感じられた。

メッセージもそういう意味なのかと、おもえた。

きらいじゃなかった。



人間てそうだよね。
でも、、、やっぱバスキアのほうがすきだな。




久しぶりに青山。




おしゃぁれ。都会だー。





カフェで本を読んだり、コーヒーを飲んだり。



窓から見えるおじさんが、スイングの練習中。。。


へいわだ。。。



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今日の音楽
Chemical Brothers / Push The Button
なつかしいね、、。
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by galwaygirl | 2010-05-14 22:13 | 日常の旅日記