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Go to Kobe!! 2

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神戸2日目は、温泉街を出て市街地のほうにおりた。
温泉に入って、心も体もリフレッシュしたので今度は人やおいしいものやおしゃれなお店などで、きらっきらした街のほうを見てみようじゃないかということで。

わたしはせっかく遠くに来たのだから!と旅行にありがちなうわついた気持ちで、ちょっといい買い物をしてやろうじゃないか、、という気分になっていた。
1軒の手作りの革靴をおいているこだわりの靴屋さんに入った。
一歩はいると皮のにおいがぷんとする。
ていねいに一足一足作られたどの靴もとても素敵で、これはもういきおいで買ってしまおうか、、、などと考えながら、手にとったりしていたら、店員の男性が

「できたら、つま先は持たないでいただけますか。」

とひとこと。。

「あ、、、すいませんでした。」

とわたし。



とてもこだわりのあるお店のようで、つま先をもってしまうと形がくずれてしまうのを心配されてのことだったようで。(常識か。。)
いやはや、、あいすみません。。


それで、私のような扱いもずさんな者のはく靴ではないということを知り、
すごすごと退散したのだった。。(恥)(お店の方は決して感じの悪いかたではなかったし、その後も話しかけたりしてくれて気を使っていただきました。。)



気をとりなおして、神戸といえば、、の異人館。



異人館はやはり高級住宅街だったからなのだろうが、街中からは少しはなれたところにあって、
15分くらい歩かなければいけなかった。
しかし、こともあろうにこの日はとても寒くて寒くて、私と恋人は二人ともおトイレが近かったのである。。
そして、案の定たどり着く前には二人ともおトイレのこと以外は考えられないような状態に、、、!


まだかまだか、、と坂を上ってこの上がやっと異人館というところで、、
その手前に桃源郷のようにあらわれたトイレマークに、わたしたちは感動をおぼえた。
なぜなら、事前になんの下調べもしていなかった二人はトイレのある場所もわかっておらず、そもそもトイレなんてなかったらどうしよう、、。とかなりの不安をかかえて、その坂を上っていたからである。あとにもさきにもトイレのマークに、あれほど感動することはなかろう。。
ああ、ありがたや。。



さて、、再度気をとりなおして、いくつか異人館も見て、もうひとつ有名なうろこの館に行ってみようということになった。
壁がうろこのようなれんが(?)でおおわれていて、異様な外観をほこっている異人館の中心的存在である。地図を見ながら坂をのぼっていった。
でも、、、、おかしい。
地図ではこっちのはず、、、。だが異様に細い小道とありえないほど急勾配の坂。
そして、だれもいない。。

一抹の不安をかかえながらも、のぼっていった。のぼるしかなかった。
そうしたら、前方にうろこの壁が見えてきたのでほっとして、さらに行ったらとつぜん通り道の右側に建っていた、住人の職業はちょっと有名なウェブデザイナーか、、もしくは建築関係か、、といったスタイリッシュで豪奢な豪邸の門のところに巨大なシェパードがねそべってこちらを見ていた。
しっぽをふりもしないし、ただ見つめるだけのその番犬の風格はすばらしいものがあった。
門は彼には(彼女かもしれないが、、)簡単に飛び越えられそうであった。

年を重ねるごとに、臆病者になりつつあるわたしは若干腰がひけながらも、なんとか無事に前を通りすぎた。
彼はわたしたちを見つめながらも微動だにせず、、余裕の表情で見送ってくれた。。
敗北感。。


そしてまたその細くて長い坂道をのぼり続けていった。
しかし、、、、

いくらのぼっても完全にそこはうろこの館の裏側で、入り口はなかった。。
 
「???」

どうやってはいるのだ?
と思ったときにはもう遅く、
私たちは、やっぱり道を間違えていたのだった。
疑いなく歩いてきた道は、、いのししに注意の看板、、、誰もいない小道、、、通らなければいけない強そうなシェパードの前。。。。
わたしたちはなんだかおかしくて、、笑いながら、無駄と知りつつももっと先へと歩いた。


そうしたら、ぱっと道がひらけて
神戸の街が一望できる高台にでたのである。
きれいに晴れた空はすんでいて、港のほうまですっきり見渡せた。
まだ空は明るかったので、ともる灯りは見られなかったけど、夜だったなら本当にすばらしい夜景だっただろうと思った。
まぁ、あの道を夜通る度胸はないが。。。


私たちはなんだか目的を達したような気になって、もううろこの館とかどうでもよくなって、そのまま夜ごはんを食べに街へもどった。


たいていの旅行で一番印象にのこっているのは、なんでもない道を散歩することだったりする。。



つづく。






※昨日アップしておりましたが、、あまりにも眠かったゆえか文章がとてもおかしかったので、大幅に修正させていただきました。内容はかわっておりません。。
失礼いたしました。。
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by galwaygirl | 2012-02-25 23:01 | 旅日記

Go to Kobe!!

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見ての通り、旅館の菓子入れなのです。(下が切れてしまっているのが残念でならない。。)
お部屋に入って、荷物をおくとだいたいすぐにこの箱をあけている気がする。
ただの旅館のお土産の試食品なのにこんなきれいな箱に入れられて、やわらかい包み紙にはいった甘いものを、緑茶といっしょに食べると、あぁ〜温泉にきたなぁという感じがしみじみとする。


今年も仲居さんが持ってきてくれた、この入れ物に金泉焼というお菓子が入っていた。
おもちのようなものの中にこしあんがはいっていたのだけど、変わっていたのは外側がお醤油をぬってかるく焼かれていたこと。お醤油のこうばしい香りとあんこの甘さがとってもよく合っていて不思議なおいしさ。。
塩キャラメルとか、一時期甘い物としょっぱいものを組み合わせるのは、はやっていたような気がするけど、お醤油とあんこはまた違った雰囲気だわ、、。
やわらかいおばあちゃんの手で、漬けられる漬け物のような。。
そんなやすらぐ味だった。


正直言って、わたしは温泉というものの良さがいまいちよくわかっていなかったのだけど、
回を重ねるごとに、温泉や温泉宿、温泉街というものが好きになってきている。
なんとなくうらさびしい雰囲気も、独特のにおいも、スリッパでぺたぺたと歩くのも、ザ・温泉というあの浴衣も。。
なんとなく愛くるしい。


でも一番好きなのは、この菓子入れをあける瞬間かもしれない。
すっと音もたてずに開く、瞬間。。
入っているものというよりも、この箱を開けるということが楽しいんだと思う。
小さい頃、お気に入りの小さな小箱の引き出しをなんどもあけたりしめたりしたときみたいに、、。


さて、もちろん温泉もたっぷり楽しんだ。
お湯は金色で、(だから金泉)ぴりぴりするくらい強い塩分を含むお湯だった。
だから濃度の濃いものとうすいものといろいろあったし、大浴場と、露天風呂とともに時間代わりで男女が入れ替わったりしたので、本当にたくさんのお風呂に入った。
それで、わたしもにっぽん人だなぁ〜としみじみ思った。


温泉にくると人はどうもしみじみするようである。


お湯にたっぷりつかったら、ごはんをたらふく食べて日本酒を飲んで
くーっとふかーく寝てしまった。。


いやはや、、そういうことができるのも、温泉のいいところなのです。。




つづく。。。
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by galwaygirl | 2012-02-21 22:42 | 旅日記

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年を重ねるにつれ、
たいていの人がそうなるように
私も最近、朝という時間が好きになってきた。


「朝」
と一言で言っても、いったい何時から何時までのことなのか、
具体的にはわからないのだけど、やはり純然たる「朝」を楽しもうと思ったら
それは午前6時から8時くらいのあいだなのではないだろうか。


昔は断然夜のほうが好きだった。
夜はひろくて冷たくて、そして自由だった。
どこまでも黒いところも素敵だった。

いまももちろん夜は好きだけど、
朝、、
それはわたしにとって新鮮だ。

朝の空気というのは、どうしてああも特別なんだろう。
ぴんとはっていて、しっとりしていて、ひやっと流れていく風のにおいもいい。
空気そのものがときどき、きらっと光って、そこらにあるものがみんなふわっと映し出される。
きれいだ。



わたしの理想的な朝を言うと
6時にゆっくり起きる。
そして顔を洗ってから、窓をあけて天気を見る。
ねこにえさをやる。
朝ごはんの支度をする。
夏はコーヒーとくだものがいい。
冬はお味噌汁とごはんがいい。
天気がよければ(そしてあったかければ)外で食べる。
ゆっくりゆっくり。
食べ終わったらひたすらひたすら、ぼうっとする。
ぼうっとするということを意識をもってする。
音楽はかけてもかけなくてもどちらでもいい。
でもテレビはつけない。


そんな朝。
きっと誰もが理想だと思うであろう。
でも、実際は、、、

もちろん、できない。



まず、こんなことができるのは決まって休日だが、
休日に朝6時に起きられることなど、ありえない。
目覚ましをかけていたって、休日だと体が知っているのでだめなのだ。
あのジリジリとけたたましい音を、まったく無視してしまう。。
ほうっておいたら、午前中に起きることすらむずかしいのだから。。



きっともっと年をとったら、朝は早くに目が覚めちゃってね。。
とわたしも言う日がくるだろう。
実は少しそのときが楽しみなのである。
そうなったら、たっぷり朝を楽しもうと今から”ふふふ”と思っているのだ、、。
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by galwaygirl | 2012-02-09 23:50 | 日常の旅日記

32nd.

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早朝、眠気、司馬遼太郎の新刊、フランスパン、デューク、春、新しい靴、木目、トマトのへた、エナのにおい、コーヒー、忌野清志郎、たまてばこ、コンゴミュージック、大塚、フレッシュネスバーガー、探偵、友達のカンガ、i-phoneの材料をめぐる殺戮、駆け込み乗車、ジャズライブハウスの感じの悪いマスター、ヘッドフォン、翌週の旅行、ガイドブック、椅子、、、




毎年やってみようと言いつつ、2回目にして忘れていたので、後からこっそりアップします。。
32回目の誕生日の日に、頭をよぎった言葉たち。

ハッピーバースデイ わたし。、
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by galwaygirl | 2012-02-07 21:24 | 日常の旅日記