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夏休み最終日の憂鬱

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もう永遠にやってこないこの夏の終わりに さようなら。













(夏休みなんて私にはなんの関係もないのだけど。。)
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by galwaygirl | 2011-08-31 23:50 | 日常の旅日記

幸田文「きもの」を浴衣で語らう。〜人生初の読書会参加〜

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幸田文さんの「きもの」という本を読んだ。
はじめて読む作家さんで、恥ずかしながら”こうだふみ”さんと読むんだと思っていたくらいだった。(正しくは”こうだあや”さん)

読み始めてすぐに、その日本語の美しさに圧倒された。
なんていう言葉の選び方なんだろう。。
完璧に近い美しさをたもちつつ、堅苦しくなく文章そのものが生きている。
ときおりユーモアも感じるそのセンスは、本当にすばらしかった。

本を読むとき、ストーリーそのものよりも
その言葉の選び方や、文章そのものにぞくぞくしてしまうたちなので、
読んでいて、心臓を打ち抜かれること多数。

それは、なにかたとえたい、、、うーん。。
それはまるで、、、、まるで、あまり奇抜なことはせず、やっている曲も定番のスタンダード。
流れるビルエヴァンスのような繊細なピアノトリオのライブ。
でも、一見手堅い3人の掛け合いは微妙なところで変化し続けていて、ときどきドキッとするようなフィルインでしかけるドラム。ベースは寡黙なふりして、そのリズムはキワどい。
そんな3人の緻密でハイセンスなやりとり。そういう感じ。。。かな、、、、


あ、だいぶ話がそれてしまった。。すいません。


とにかくそんな、だいぶわくわくする展開だったのだ。


内容は明治時代の終わり頃、きものの着心地や日頃見過ごしてしまいがちな小さな、でも大切なことにひとつずつ目をむける主人公るつ子。よき祖母から、家族から世間からいろんなことを学び成長していくさまをきものを通して描いた話。着るということについて、人生において所作の大切さを教えられます。

登場人物が本当に魅力的だった。
純粋で繊細な主人公るつ子とありえないくらい意地の悪い姉2人、完璧に悟りの境地のおばあさん。
もっとも生身の人間らしいお母さん。駄目色おとこのお父さん。。そんな家族のはざまで、まったく色の薄いお兄さん。など、、

とくにおばあさんのキャラクターは本当にかっこよくて、こんな人が一家に一人いたら地球は完璧に平和になると思った。
そのおばあさんの台詞がまたかっこいい。いくつかかなり胸をわしづかみにされたものをご紹介します。

・「いい気分だったろ。好きな着物がきられて。多分、一生おぼえてるだろうし、いつ想いだしても、はじめて気に入ったものを着たときのことは、いい気持ちのものだよ。」(はじめて自分で反ものを選び、着物をつくったるつ子に、おばあさんが言った言葉)

・「威張るには威張るだけのことをしなければならないし、それがわかると人間がふっくり炊きあがってくるからねえ。」(姉が嫁にいった後で、突然家の中で幅が広がってきた次女のことをるつ子に説明した言葉)

・「しっかりしていておくれ。地面がゆさぶられたということは、暮しも揺れたし、身も心もたわいなく動いちまうってことなんだよ。」(関東大震災のあと、しかたなしに足袋などを売って暮らしていたときに、ついそれがおもしろくなって、蓮っ葉になってきてしまったるつ子をしかった言葉)


とくに3番目はこの東北の大震災で、ゆれたときに自分自身がとても感じていたことだったので、ばしっと言われて、はっとした言葉だった。
こんなおばあさんがいたら、、と誰もが思う人だと思う。



そして、お母さんが心臓の病で床に伏し、急にすっと逝ってしまったときのあの3行ほどの描写。
とても静かで、ついさらっと読み流してしまいそうになり、えっ!と思ってもう一度読み直した。
そのくらいの静寂だった。
でも、人が死ぬときってきっと本当にそんなふうに静かなんだと思う。
それまで苦しんでも、最後の最期はすっと静かにいってしまう。


みょうにすごくリアルで、読むのがつらかった。


きっとこの本は、私にとって特別な1冊になると思う。
きっとあまり読み返すことはない。
でも、ずっと大切に持っておきたい本。

そういうものに おそらくなるだろう。



なぜ、この本を読んだのかというと
最近入会した猫町倶楽部というところの読書会に参加するため。
とても大きな読書サークルで、会員数も延べ5000人!?というところ。

参加資格は、課題本を読了することとドレスコードに准ずること。
今回のドレスコードは浴衣!
かなり緊張してなれない浴衣を着て、参加しました。
でも、浴衣を着ることで本の世界に少し入り込めたような気がして、それがとてもよかった。

会場には70人近い人たちがいて、もちろんみんな浴衣。
なんて華やか。
男性も女性もみんなきれいで、見とれてしまうほど。
そんな人たちを見ているだけでも楽しかった。

小さなグループにわかれ、きものについて話し合う。
みんな、すごくよく読んできていて関心するばかりだった。
私は自分の話のへたさに、辟易しましたが、、でも出会ったばかりの人たちと本について話すなんてことまずできないことだし、本当に楽しかった。

さて、ベストドレッサー賞なるものがあって毎回投票で決めるのだそう。。
今回はだんとつで、女性ものの浴衣でメイクもかつらもばっちりきめて、その格好で電車に乗っていらしたという
男性の方が受賞しました!
たしかに、女から見てもきれいで完璧でした。


おもしろい会でした。
またぜひ参加したい。。
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by galwaygirl | 2011-08-26 21:23 | 日常の旅日記

なにも見ない

なにも見ない

なにもせず

なにも思わず

なにも感じない



ただ 立ち止まって

心の中をからっぽにする



そうして、いちどすべてを取りだして
かたわらにおく。



じっと して
じっと 待って


雪のひとひらひとひらのように
自然に舞い降りてくるものだけを また心の中にしまう


そのほかのものは 
思い切ってすててしまいます


ときには そういう作業がひつようなのです
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by galwaygirl | 2011-08-23 09:33 |

ぼん・くれ・しょーがつ

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ここのところ、月日がたつのが早すぎて

夢をみているようなのである。



たしかに、記憶はあるのだけど
みょうにうすぼんやりとしていて、なにか他人の記憶のような
それはもうたよりない様子なのだ。


こういう時
夏目漱石の「夢十夜」を思い出す。
夢のようであり、現実のようであり
そのはざまでもあり、、
「こんな夢をみた、、、」
といった調子なのだ。



だから、お盆もあっという間にすぎた。
ぼんとくれとしょうがつは、猫の手も借りたいくらいだとよく言うけれど
今年は、あまり手伝えなかった。
でも、私は季節の行事の中ではお盆が一番好きだ。
ご先祖様が帰ってくる儀式。

みんな、普段は携帯電話やパソコンとにらめっこして、もっともらしいことを言って、テレビの司会者に文句言ったり、今日の献立に悩んだりしている人たちが、真剣な顔してご先祖様を迎える準備をする。
そして、実際に迎えに行く。

やり方は地方によっていろいろなんでしょうけど、
家のほうのやり方を、記録としてここに書いておくことにします。

・まずは、庭の季節の花々や果物や野菜などを仏壇にそなえる。
・それから上新粉でお団子をつくる。5個くらいそなえるもののうちなぜか数個だけくぼみをつける。
・きゅうりとなすを用意して、それぞれ割り箸を適当な長さに切りつきさして足にする。きゅうりは馬に、なすは牛に変身。。
・13日の朝、きゅうりの馬と、なすときゅうりを刻んで蓮の葉にのせたものとともにお墓にむかい、お墓参り。線香の火をちょうちんに移す。
・ちょうちんを片手に持ち、もう片方の手でご先祖様をしっかりおぶう。そして、きゅうりの馬とともに家に連れて帰る。
・14日、15日と本当は親戚などが来てにぎやかにすごし、ご先祖様をもてなしくつろいでもらう。
けど、これはだんだん減っていくやうで。。
・15日の夜、なすの牛とともに、またちょうちんに火をつけお墓まで送って行く。


以上。
そんな流れです。


都会の流れや、社会のうずに流されて生きていると
そんなことどうだっていいことに思えるかもしれない。
ないがしろにするつもりじゃないけど、とにかく時間もないしめんどうだ。。
それよりも、寝る間もおしんで働くことのほうが社会にとっても役にたっているんだって思うかもしれない。
でも、やってみてたしかにわかることがある。

当たり前に食卓にならぶ野菜や果物
こうやって昔の人は感謝してた。
ご先祖様のことを思い出し、もてなすことで、代々つながる血の流れを感じて親や兄弟に感謝した。
そうすることで、命の大切さをしらずしらず学んだ。
そうして家族の絆も深まったし、親戚付き合いも自然にできて、いざというときには助け合えた。




ものごとは一度ゆっくりたちどまって
おもてもうらもひっくりかえして
眺めまわしてみる必要がある。

そうして、きっとまたもとの場所にもどすのだ。
たぶん昔からあるそこにあることが一番いいのだから。


だけども、もどしたあと
きっとちがって見えることに気がつくと思う。
自分が変わったことに気付こうが気付かまいが、、



そうやって生きるということが
いちばんいい方法なんじゃないかって
最近よく思う。。
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by galwaygirl | 2011-08-18 22:12 | 日常の旅日記

意見する。(動物愛護法について)

盆について、うだうだ書こうと思っていましたが、、
こちらの期限がせまっているようなので、先にお伝えしたいと思います。

環境省が動物愛護法について、国民の意見を求めています。


以前、ここでも書いたように日本の動物愛護に関する法律は、信じられないくらい整備されていなくて悪質なブリーダーやペットショップが利益をしっかりあげられるヨノナカです。
そのあげくに、犬猫年間23万匹の命が処分されてしまっています。

めずらしく、、、。


国民は政治家に文句を言うのでなく、意見を述べるべきなんですよね。
そしてそういう機会があるんですよね。。
恥ずかしいですが知りませんでした。

こちらの動物愛護団体のホームページに書き方や送り方などがひととおりのっています。
パブリックコメントについて

何かできることがあれば、と思い
自分でも送ってから、こちらで紹介させていただくことにしました。


心動くものがあれば
初心者用の提案だけでも送ってみてはいかがでしょうか。。
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by galwaygirl | 2011-08-17 22:37 | 日常の旅日記

サマータイム バーベQ!

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夏はいろんなことを満喫したいタイプなのです。。


まずは、バーベキューでしょ。
ということで、以前お世話になった職場の先輩方2人を遠路はるばるお呼びして
パーティすることに。

外で食べるごはんってなんでこんなにおいしいんだろう!
外で飲むお酒ってなんでこんなにおいしいんだろう!(昼間からだと特に)

からだが素直によろこんでる。
毎日みんなで笑いあいながら食べてれば、ぜったい長生きすると思う。
根拠はないけど、あってると思う。。


夕暮れになって、あたりが暗くなりはじめたとき
きっと80歳になったときに、この光景を思い出すんだろうな。。

ってぽつりとつぶやいてたK師匠の言葉が、印象的でした。



ふたりとも、夏大好きパクチー大好きな先輩方なので
今度はパクチーパーティーしましょう〜!


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えなも夏!
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by galwaygirl | 2011-08-10 23:30 | 日常の旅日記

デヴェンドラ バンハート(♥)がやってきた ヤァ ヤァ ヤァ!

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ということで
恵比寿 リキッドルームなのである。

久しぶりにライブレポなど、、します。してみます。。


6時開場 7時開演っていうから、、
勢い勇んで、6時すぎくらいにはリキッドルームについたのだ。
しかし、、なんか人がいない。。

並んでる人なんて皆無だし、、、
ひっそりしてるし、、

え、今日だったよなーってチケットを見直してみたり。
やっぱり今日だ。

そんなふうにリキッドの前をうろうろしていたら、、
普通にドラムの人でてきた!

ぷら〜っとでてきてどこかに行った。
わー、、ゆるい!

中に入ってみると、ちゃんとオープンしていて
チケットを切られてとおされた。
ステージの前、、、20人くらいしか人がいない。
大丈夫かな。。
と思ったけど、、、直前になってやっぱり着々と人は入ってきて前のほうはどうにかうまったようだ。
(でも2〜300人くらいしかいなかったんじゃないだろうか。。)

そういう雰囲気だったので、当然時間を押してはじまると思われた。
SEはビーチボーイズ。
ハッピーな雰囲気がぴったりで、気持ちよく幸せ気分で待っていた私。
ビールもうまいんだ。。

ところが、、遅れるだろうと予想していたのに、彼らはむしろ7時少し前に普通にステージにあらわれ。
何ももったいぶることなく、普通に演奏しはじめた。。

時間を押さずにはじめるなんて、外国人バンドだけではなく日本のバンドだってほとんどないと思われる。
なんだか、そのこだわらない感じがすごく素敵だった。


バンドはドラムとベース、ギターが真ん中で弾きながら歌うデヴェンドラさん本人をいれて3本!
でもけっしてぶあつくないサウンド。
むしろ、、すきだらけでゆるい。。。

最初はたんたんとただただ曲をこなしていく感じだったけれど
途中弾き語りを数曲はさんで、バンドが戻ってからはすごかった。
徐々にゆっくりとヒートアップするバンドの感情とオーディエンスの感情が、本当にリンクしていく感じだった。
しかも無理なくゆっくりと。。

つたわるだろうか、この気持ち。

気付かないうちに、とてもうれしく楽しい感情でみたされていて、
あとから、あ、、今 私幸せだ。。。って気付くあの感じ。


それを彼らは、なんの無理もなく本当に自然にこちらにくれた。
それは、うれしい夜だった。。


なにが特別かって、やっぱりあの歌なんだろうな。。
あのビブラートはあまりきいたことないたぐいだ。。
幸せのビブラート。



あんなふうに歌えたら
きもちいいだろうな。。



来日したら、
ぜったい毎回ライブに足をはこぼうと思う。
彼らなら、毎回まったく違うものを見せてくれそうだ。。


余談だけど、デヴェンドラさんの顔がまた、、、かっこよし!
私の中でアイドルけってい。
そういう理由で上のタイトルになったわけなのです。。

ラヴ!
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by galwaygirl | 2011-08-05 21:19 | LIVE!

人生はお祭りだ 楽しんじまえ!

U-zhaan × rei harakami - cape @ 100%ユザーン vol.2


今1番見たかったライブのひとつ。
U-zhaan×rei harakami
かなわなかった。。

一瞬一瞬はとてもはかなくて、
どんどんどんどんすぎていく。

そしてあっというまに
死んじゃう。。

でも、人生はこんな音であふれてて
きれいで
感動的だ。


この音楽をつくってくれた二人に感謝
この音楽を教えてくれた友達に感謝

いま この瞬間に 感謝


rei harakamiさん ご冥福をお祈りします。
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by galwaygirl | 2011-08-02 21:44 | 今日の音楽